わかりやすい文章の書き方

こんにちは!

最近、厚さ2㎝パンケーキを焼くことに喜び感じている うしだ なみこ です。

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今回は、「わかりやすい文章の書き方」について書いていきますね!

わかりにくい文章とは

文章には2種類あります。
「わかりやすい文章」と「わかりにくい文章」です。

日記やメモなど、自分が読むために書く文章は自分が理解できさえすればよいので、それほど問題はないかと思います。しかし、そうではない文章を書いた場合、基本的に自分以外の読み手がいます。

では、わかりにくい文章とは、一体どのような文章でしょうか。
わたしが今までいろいろな文章を読んで思った「わかりにくい文章」とは、こういう文章です。あなたは当てはまっていませんんか。

 

①一文が長い

一文が長すぎると、その文は一体何が言いたいのかがわからなくなってきます。
特に、「が」「の」「は」「と」「を」などといった助詞で延々と言葉をつないで長くなっている文。本当によく見かけます。言葉をつないで、また言葉をつないでとしていくと、気がついたらとんでもなく長い文になってしまうんですよね。

 

②主語と述語がねじれている

主語に述語が対応していないというパターン。たとえば、こんな感じです。

例)わたしは買い物のかばんの中にノートとペンが入っている。

この文の主語は「わたしは」です。述語は「入っている」です。主語と述語をつなげると、「わたしは入っている」となり、意味がよくわからない文になっています。かならず書き終えた文は、主語と述語が対応しているかしっかりと確認しましょう。

 

③難しい言葉が並んでいる。

専門用語や学術用語、一般的にはほとんど使われない言葉などが文に入っていると、読み手は一気に意味を理解できなくなってしまいます。そして、もう読むのを諦めようとしてしまいます。大人向けに書く文章でしたら、小学6年生が読んでわかるくらいの言葉を使って書くと、ほとんどの人が理解できます。また、難しい漢字や四字熟語、カタカナをたくさん使うのも、わかりにくい文章になる要因です。そうかといって、ひらがなばかりでも読みにくくなりますので、適宜に漢字も使いましょう。

 

④思いついたまま書いている

cafeなんかで友だちに話すかのように、頭に浮かんだまま文を書いていませんか。読み手の立場で考えると、話が飛んだりブツブツと切れてしまったりすると、伝えたいことは一体何なのかとらえにくくなります。読み終わった後も、結論が何なのかわからず……というふうになってしまいます。何についての文なのか、結論は何なのかをはっきりさせるためには、文の順番があります。それにしたがって書くと、わかりやすい文章になります。

わかりやすい文章 3つのコツ

 

では、わかりやすい文章を書くには、どうすればよいのでしょう。

わたしがわかりやすい文章だなあ、と思うのは3つです。

①シンプル

まず、誰に何を伝えるのかということをはっきりさせておきましょう。文章には、読み手がいます。相手のことを考えて文章を書くようにしましょう。

そして、シンプルな文が一番わかりやすいです。これは、いうまでもありません。

シンプルな文というのは、単に短い文というわけではなく、主語、目的語、述語などが明確にわかる文のことです。文に修飾語やたとえなどをつけるとわかりやすいので、あれもこれもと必要以上に飾りをつけてしまう人がいます。でも、文は太らせてすぎてしまうと、それら飾りの主張が強くなり、何が言いたいのかわかりにくくなってしまいます。文の飾り過ぎに注意しましょう。

 

②基本的な文法ができている

「文法」と聞くと、拒否反応を示してしまう人もいますが、ここでいう文法はそんな小難しいものではありません。基本的なかんたんな文法です。どのようなものか紹介していきますね。

 

*主語、目的語、述語がはっきりとしている。
*「~が」「~の」「~は」「~へ」などの助詞が正しく使われている。
*修飾語、具体例、比喩(たとえ)があり、内容のイメージをしやすい。

◎修飾語とは、主語、述語以外の部分です。文の中で「どんな」「何を」「どのように」「どこで」などを表し、ほかの部分の内容をくわしく説明します。

例)赤い 車が ゆっくりと 海辺の 道路を 走る

この文の場合、太文字の車が(主語) 走る(述語)となります。それ以外の、赤い ゆっくりと 海辺の 道路を が修飾語となります。このように修飾語があると、文の内容がイメージしやすくなりますね。

 

◎具体例のある文を紹介します。

例)たとえば、レモンやグレープフルーツ、みかんなどを柑橘類といいます。

レモンやグレープフルーツ、みかんなどが柑橘類の具体例ですね。具体例があることで、どういうものが柑橘類なのかイメージがわきやすいですね。

 

◎比喩(たとえ)のある文を紹介します。

例)まるで氷のように冷え切った心。

どのような心なのか、まるで氷のようにとたとえています。比喩(たとえ)があることで、心のイメージがとてもわかりやすくなりますね。

 

③文章の型がしっかりとしている

わかりやすい文章には、型があります。簡単な型をひとつ紹介しますね。

*双括構成

始めと終わりに結論があり、とてもわかりやすい型です。

《結論+理由+結論》という型です。

例)
①《結論》カレーとシチューの作り方は似ている。
②《理由》なぜなら、材料を切って火が通ったらルーで煮込むからだ。
③《結論》ルーの味が違うだけで、カレーとシチューの作り方は似ている。

②の部分は、理由の他に、具体的な例などを書いて膨らませてもよいです。大事なことは、始めと終わりに結論を書くことで、伝えたいことをはっきりと読み手に認識させることです。

 

以上の3つのコツを押さえながら文章を書いてみてください。わかりやすい文章は、伝わる文章にです。そして、伝わる文章は、相手の心に届く文章です。

書き終わったら……

文章を書き終わったら、必ず何回か読み返してください。

できれば、声に出して読むとよいです。声に出して読むことで、言葉のリズムがより見えてくるので、リズムの合わない部分は文字数を増減して調整することができます。

自分で読み返してみてみると、表現のおかしなところや、余分な言葉、リズムが引っかかる場所などを客観的にとらえることができます。

型はほかにもいくつかありますが、まずはひとつの型に自分の書きたいことを当てはめてみて、文章を書く練習をしてみてください。何度も繰り返しているうちに、どんどん上達していきますよ。

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