子どもが書く力を身につけるにはvol.2

こんにちは!

最近のご飯が麺率高めのうしだなみこです。

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さて、以前「子どもに書く力をつけさせるにはvol.1」について書きました。

https://kotonoha-create.com/child-writing1/

今回は、「子どもに書く力をつけさせるにはvol.2」について書いていきますね!

 

前回は、書く力をつけるにはステップゼロが必要ということを書きました。つまり、書くネタが出てくるための畑作りです。そして、子どもが自分で考えたことを認め受け止めてあげることが第一歩!ということもお伝えしました。今回はその続きとなりますので、ぜひご覧ください。

文章を書く時の子どもの気持ちって?

文章を書くことに苦手意識のある子どもの心の中はどのようなことを考えているのでしょうか。

「なにを書けばよいのかわからない。」

「○○字も無理。」

「こんなこと書いたらきっと怒られる。」

だいたい、こんな感じでしょうか。

このような気持ちが生まれてしまう背景には、

「条件をクリアしなくてはいけない。」

「上手に書かなくてはいけない。」

「自分の言葉に自信がない。」といったものがあります。

まずは、ここをなくしてあげることが大事です。順番に説明していきますね。

「条件をクリアしなくてもいい」

学校で書く作文や読書感想文、日記などには○○字以上は書くことといった条件がたいていあります。書くことに苦手意識のある子どもは、この○○字以上という条件に書く前から気持ちがなえてしまっているのです。まるで、走るのが嫌いな人にいきなりフルマラソンを走れと言っているようなものなんですね。

大人からすると○○字以上なんて、なんとかすれば書けるでしょ、と思っていることが多いのですが、子どもにすればそれは見えないゴールに向かって走っているようなもの。書く力をつけさせるには、まずはこの条件を無視するのが一番。でも、宿題には字数制限が!と思っているお母さん。フルマラソンを走る前には練習が必要ですよね。書く力は今日明日ではつきません。字数条件のある宿題が出て困る前に、宿題の出ていない時からこまめに練習させましょう。

書く練習をする時に大切なことは、「何文字でもよい」と子どもに伝えること。たとえ、100文字でも子どもが自分の力で書いたのですから、よく頑張ったね!と子どもの書いたものを認めてあげてください。それを繰り返すことで少しずつ字数に対する抵抗も減っていきます。何よりも、字数に関係なく子どもが心にある書きたいことをアウトプットしていけることが大事なのです。

それから、子どもが書いた文章の量を見て、「え?たったこれだけ?」とか「もう少し書いたら?」とか一切口出しをしないこと。そうやって子どもに言うことで、書く条件をつけてしまっているのです。子どもはその縛りを窮屈に思い、ますます書くことが嫌になります。特に、書くこと対して苦手意識のある子どもには、文章を書くことに向き合うことが大事です。せっかく苦手なことに頑張って取り組んだのですから、その頑張りや努力はしっかりと受け止めて認めてあげましょう。

「上手に書かなくてもいい」

次に、なかなか文章が書けない理由としてあげられるのは、子どもながらに

「上手に書かなくてはいけない。」

「ほめられるようなすごい文章を書かなくちゃ。」

と思っていることです。このように思ってしまう子どもは、今までに自分の書いた文章を「もっとこうしましょう。」とか「それだけ?他にはないの?」とか「どういうこと?よくわからない。」などと言われてきたことが多いようです。そういった経験が積み重なって、自分の考えを素直に書くよりも、先生やお母さんからほめられるようなことを書かなきゃ、と思うようになっているようです。子どもだってほめられたいです。良い文章が書けているね!すごいね!その評価がほしくて、自分の言葉で書いた文章が書けなくなってしまっているのです。

だから、子どもが書いた文章はどんなに幼い文章でも物足りない文章でも、まずは書いたことに対して「すごいね!」「書けたね!」と認めてあげましょう。書くことが苦手な子どもが書くことに向き合ったのです。まずは、その頑張りを認めてほめてあげましょう。そういう小さな成功体験が、子どもの書くことに対する苦手意識を少しずつ減らしていくのです。

「自分の言葉に自信をもつ」

何を書けばよいのかわからないという気持ちの背景には、この思いが大きくあります。

子どもが何かを言おうとした時、おうちの人が先回りして代弁していませんか。子どもはまだ言葉がすらすら出てきません。だけど、伝えたいことは心の中にあります。なかなかぴったりくる言葉が見つからなくて、えーっと、うーんと、と子どもが言葉を一生懸命に探しています。特に時間がない時やそういった様子がもどかしくて、子どもが話そうとしている時に止めたり、代弁してしまうことが今までにあったという方。これからは、子どもの発言を待ってあげましょう。そのことが、子どもの言葉を考える力を養ったり、子どもが自分の言葉で話してもいいんだという自信を育んだりします。そして、大切なのは「その意見いいね!」「そんなこと思いつかなかったわ。」など、子どもの発言を大いに認めてほめてあげてください。そういった経験の積み重ねが、自分の言葉に自信を持ち、文章を書く時に「何書けばいいの?」ということを少なくしていくのです。

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