子どもの教育に何が必要か

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うしだなみこです。

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さて、今回は子どもの教育に何が必要なのかということについて書いていこうと思います。

学校教育で求められる力とは

わたしたちの生活の中に、AIやロボットがどんどん入り込んできています。世の中はものすごいスピードで進化し続けています。その世の中に合わせて教育も変わりつつあります。今まで普通だと思っていた暗記重視の教育は、これからは普通ではなくなるのです。

これまでは、「読み・書き・そろばん」と言われたように、文字が読めて書けて計算ができるということに重点が置かれてきました。そのため、日本人の識字率はとても高い水準を保っています。また、漢字もきちんと書けること、計算も速く正確にできることがよいとされ、何度も反復練習を学校ではしてきました。教科書に書いてあることをしっかり理解して暗記できていれば、頭がよい、成績がよい、という評価をされてきました。

しかし、こういった言われたことだけを卒なくこなしていくという教育教育は、子どもたちが自分自身で考えていくという力を奪うものでもありました。文字の読み書きは問題なくできるけれど、文章の読み書きとなると一気に難しくなって苦手意識を持つ子どもたちが増えました。また、国語の授業でも文字や漢字の読み書きを教える時間はありますが、文章を組み立てたり、読み取ったりする授業はほとんどされていません。そのため、自分の考えを相手に伝わるように構成したり、話の要点をつかみながら読んだり聞いたりする力がとても弱くなってしまいました。

さて、学校を卒業して社会で求められる力というものは、どのような力なのでしょう。それは、自分の考えを相手にわかりやすく伝えたり、文章や話の要点を正確にとらえる力です。社会に出ると、学生時代よりもそういった機会はとても多くなります。社会人になってから、そのような力が弱いなあと痛感している方も多いのではないでしょうか。しかし、今の学校の授業では、与えられたことを覚えてそれを同じように行うという受動的なものが中心です。そのため、授業で先生に意見を求められると、何を話してよいのかわからなくなってしまう。読書感想文を書くとなると、何を書いてよいのかさっぱりわからない。そんな子どもがとても多いのも事実です。その大きな理由としては、大きく2つ。1つは受け身中心の授業を受けてきているので、自分の意見を求められることが極端に少ないということ。2つ目は、授業でそのようなことを教わる機会も少ないということが挙げられます。

そういう現状を受けて、文部科学省は「思考力」「判断力」「表現力」を学校教育に求めています。自分で考える力や物事の状況を正しくとらえ判断する力、そして自分の思いを表現する力。それを踏まえて、学校教育でも「主体的で対話のある授業」ができるよう、先生たちは工夫をしています。

これから子どもたちにつけさせたい力とは

自分の意見をしっかりと言ったり、書いたりするためには、そもそも自分の考えを持っていないとできません。AIがわたしたちの生活にどんどん浸透してきている中で、自分から発信していく力はとても大切です。なぜなら、AIは暗記や計算、もともとプログラミングされていることについては、難なくこなしていけますが、柔軟なコミュニケーションであったり、ゼロから何かを生み出すことは苦手としているからです。

AIがどんどんわたしたちの生活に入ってくることで、今ある約半分の仕事がなくなるという論文も発表されました。ただ、これは、なくなる仕事もあるけれど、時代のニーズに合わせて新しく生まれる仕事もたくさんあるということです。その新しい仕事を生み出すためには、ゼロからイチを生み出す力が必要です。つまり、クリエイティブな力です。また、人々と意見交換したり、自分の思いを正確に伝えたり、相手の意見を受け止めるためには、コミュニケーションの力が必要です。

未来を生きていく子どもたちには、創造力や自分の意見を伝えたり相手の意見を受け取るコミュニケーション能力、そしてそれらの元となる思考力をつけさせていくべきです。こういった力は練習すればすぐに身につくというものではありません。毎日の生活の中で行動することで少しずつ積み重なっていくものです。では、一体どのように行動すると思考力は養えるのでしょうか。次にその具体的な行動について書いていきます。

思考力を伸ばすために

これからの未来をたくましく生きていくためには、思考力が大切です。子どもの思考力を伸ばすためには、どのようなことをするとよいのでしょうか。それは、日常生活の中でまずは土台を作ることから始めてください。

たとえば、子どもが「なんで○○なの?」と質問してきたとします。この時、あなたなら、どのように答えますか。「これは、○○だよ。」というふうにすぐに答えを与えてはいませんか。子どもの疑問や不思議との出会いは、「考える」ことの第一歩なのです。そこで先に答えを与えてしまうと、子どもの考える機会を奪ってしまうことになるのです。ですから、こういう時は、「どう思う?」と質問を質問で返してあげてください。そうすることで、子どもはそこから考え始めます。なかなか答えにたどり着かなくてもよいのです。

大事なのは、子どもが疑問に思ったことを自分で解決しようと考える姿勢にあります。こういうことを日常化していけば、子どもの考える芽はどんどん伸びていきます。いくら考えても、答えにたどり着かないということもあるでしょう。大人でも答えに困るような問題もあるでしょう。そのような時は、「一緒に調べてみようか。」と声をかけてあげましょう。このようなやりとりを子どもが小さなころから取り組んでみてください。もし、お子さんが小学生や中学生くらい大きくなっていても、この方法は有効です。学年が大きくなると自分で調べる方法がいろいろあります。おそらく、本やインターネットなどで調べながら答えを見つけ出すことをするでしょう。慣れていないうちは、とても時間がかかって面倒だと思うこともあるでしょうが、これを繰り返すことで、子どもの思考力はぐんぐん伸びていきます。

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