これからの教育に必要なこと

こんにちは。

先日、テレビでラーメン屋さんが嫉妬するほどおいしいラーメン特集をやっていました。夜にそんなの放送するなんて悪魔的と思っているうしだなみこです。

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さて、今回はこれからの教育に必要なことについて書いていこうと思います。

AIとは一体なんでしょう。

AIが私たちの生活の中にどんどん入り込んできています。身近なところでいうと、音声アシスタントがそうですね。「OK,Google!」や、「Hey,siri!」など、家で使っていたりスマートフォンに導入されたりしているので、すでによく使っているという方も多いのではないでしょうか。その他にも、お掃除ロボットやエアコン、パソコン、車の自動運転、ペッパーくん、将棋AIなどなど、とても多くのAIが私たちの生活の中で利用されています。

AIという言葉をよく耳にするようになりましたが、AIとは一体なんでしょうか。AIとはArtificial Intelligenceの略で、人工知能という意味です。人工知能の定義は、まだ定まっていないのが現状です。さまざまな専門家がそれぞれの定義をしていて、統一的な定義は今のところありません。人工知能という言葉は、1956年にダートマスで行われたワークショップで使われたのが始まりだと言われています。数十年も前から人工知能が使われていたなんて、驚きですね。その後、研究がどんどん進み、今は私たちの生活の中にたくさん浸透してきています。

『未来の雇用」が伝えたいこととは

オックスフォード大学のオズボーン教授が『未来の雇用』という論文を発表し、世界に衝撃を与えたのは、2013年のことです。その論文では「現在ある職業の47%はなくなる」と書かれてありました。「今ある仕事の約半分がAIに取って代わられる」というその部分だけが一人歩きして、「AIに人間の仕事が奪われてしまう」「働き先がなくなる」といった不安や恐怖が人々を襲いました。しかし、オズボーン教授が論文を通して伝えたかったことは、仕事がなくなるという恐怖をあおることではなく、「テクノロジーが人類に新たな雇用機会をもたらす」ということなんです。つまり、なくなる仕事はあるけれど、「新しく生まれる仕事」がその分生まれるということが伝えたかったのです。ですから、けっして悲観的になることはなく、むしろそういった状況に応じた生き方をしていくことがわたしたちに求められているのです。

特に、日本では少子高齢化により労働力不足が深刻な社会問題になっています。そういった状況で、テクノロジーは人々を失業に追いやるものではなく、むしろ労働力不足を補うものなのです。今まで人間がしていた仕事をAIやロボットが代わりにしてくれるので、今まで働いていた時間は、働かなくてもよくなるということなのです。

では、その余った時間を人間はどのように使うとよいのか。それは、今までになかった新しい仕事を生み出したり、AIが苦手としていることやできないことに時間を使ったりするとよいのです。新しいことを生み出すということは、ゼロからイチを生み出すということになりますが、これはAIにはできないことです。もともとプログラミングされたことがAIにインプットされていれば、そこから学習していくことはできますが、ベースが何もない状態ではAIは何も生み出すことはできないのです。

世の中はすごいスピードでアップデートしている

今現在、スマートフォンの普及が進み、多くの人が当たり前のようにスマートフォンを持っています。スマートフォンはいつ誕生したのでしょうか。日本にスマートフォンが入ってきたのは2004年頃です。まだ、いわゆるガラケーといわれるフュ―チャーフォンの使用だけで十分であったため、その時はさほど普及はしませんでした。しかし、2008年ソフトバンクからiPhoneが発売されてから爆発的に普及していきました。たった10年ちょっと前のことです。一人で2台持っている人もいたりして、今ではスマートフォンの普及率は130%を超えているそうです。このような状況になることを10年前のわたしたちは想像できたでしょうか。世界はすごいスピードで毎日アップデートされています。これから先、5年後、10年後の世界はさらに技術が発展し、今現在のわたしたちが想像できないような社会になっていることでしょう。つまり、今までの普通はこれからの普通ではなくなるということなのです。

これからの教育に求められること

今までの普通はこれからの普通ではなくなる。これは、これからの教育についてもいえます。

これまでは、「読み・書き・そろばん」と言われたように、文字が読めて書けて計算ができるということに重点が置かれてきました。そのため、日本人の識字率はとても高い水準を保っています。また、漢字もきちんと書けること、計算も速く正確にできることがよいとされ、何度も反復練習を学校ではしてきました。教科書に書いてあることをしっかり理解して暗記できていれば、頭がよい、成績がよい、という評価をされてきました。

しかし、こういった言われたことだけを卒なくこなしていくという教育教育は、子どもたちが自分自身で考えていくという力を奪うものでもありました。文字の読み書きは問題なくできるけれど、文章の読み書きとなると一気に難しくなって苦手意識を持つ子どもたちが増えました。自分の考えを相手に伝わるように構成したり、話の要点をつかみながら読んだり聞いたりする力がとても弱くなってしまいました。でも、学校を卒業して社会で求められる力というものは、そういう力なのです。しかも、AIとともに共存していく時代では、今までの教育で行っていた暗記重点のことや、計算などはAIの最も得意としていることです。いくら人間が頑張ってもAIのスピードや正確性にはかないません。ですから、このようなことはもうAIに任せるとよいのです。そして、AIが苦手なことやできないことをわたしたちがやるべきなのです。国語に関していえば、文字の読み書きに重点を置くのではなく、自分の考えを相手に伝わるように構成したり、話の要点をつかみながら読んだり聞いたりする力を養えるようにしていくべきだと思います。その力は、人が生きていく上でとても大切な力なのです。

少しずつ日本の教育の在り方も変わりつつあります。教育指導要領も改訂に改訂を重ねられてきました。今、文部科学省が学校教育に求める力は「思考力」「判断力」「表現力」です。自分で考える力や物事の状況を正しくとらえ判断する力、そして自分の思いを表現する力。それを踏まえて、学校教育でも「主体的で対話のある授業」ができるよう、先生たちは工夫をしています。ただ、全部の授業でそれが行われているかというと、まだまだ発展途上です。これから、AIとともに共存していく子どもたちには、学校でそのような力を十分に育めるような教育を受けてもらいたいですね。

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